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調停による離婚⑥ 調停はゆずりあわなければ成立しない

おはようございます!

楓女性調査事務所、のんちゃんです!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

実際の調停が始まると、夫婦は同じ日に出頭しなければなりませんが、同じ部屋で論争をするわけではありません。一人ずつ調停委員のいる小部屋に招かれて、30分程度、交替で話をするのです。もちろん、そのとき、相手がどんな要求をしていたかを教えてくれます。

 

 

調停の時のポイントは自分の主張をいかにわかりやすく調停委員に説明できるかです。「性格の不一致」「そりが合わない」などといった抽象的な言葉をいくら並べたところで、赤の他人である調停委員が納得するはずもありません。

具体的な事実を並べて説明しなければ、話に説得力が加わらないのです。その点をよく注意してください。

また、調停では肉体的な関係に関して質問されることもあります。夫婦関係の重要な要素ですからこれも隠さず本当のことを話したほうがいいでしょう。

 

一回の調停が終わると、次の回までに宿題が出されます。「本当に離婚したいのか」「どういう条件で離婚したいのか」などといった具体的な質問に次の回までに答えを見つけておかなければならないのです。ここでなげやりな態度をとってしまうと調停は先に進めませんから、ちゃんと答えを考えておいてください。

 

調停が進むにつれて、具体的な離婚条件の詰めに入りますが、あまり突拍子もない要求をすると、調停委員を納得させることはむずかしいでしょう。

例えば夫の月収が30万円しかないのに、「養育費として15万円をよこせ」などという要求は、常識的に考えて法外です。これでは当然、調停が不成立に終わってしまう可能性が非常に高くなります。調停は新しいスタートでもあるのです。その点をよく考えて、前向きな対応をしてください。

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